新築する時は、実家との距離を考える時もあるのではないでしょうか。
ここでは、実家の近くの新築の建築前に考えたこととは?実家の近くに新築する時の具体的な距離とは?についてご紹介します。
実家の近くの新築の建築前に考えたこととは?
ここでは、2011年6月に、新築して1年未満の300人の入居者にアンケートした結果についてご紹介します。
アンケートの対象は、全国で、家族構成は25歳~44歳の既婚者です。
実家との距離を新築の建築前に考えた人は、約7割になっています。
実家との距離を考える時は、近くにするが約53%で非常に多く、同居するが約8%、離れるが約7%になっています。
実家との距離ということでも、実際には人によって違っています。
新築の建築前に親と実家の距離について話し合ったかについては、夫と妻の両方の親と話をしたが約36%、夫の親とだけ話をしたが約12%、妻の親とだけ話をしたが約9%、夫と妻の両方の親とは話をしなかったが約43%です。
夫か妻のいずれかの親と話をしたが、約6割を占めています。
また、新築の建築時に親から資金を援助されたかについては、援助されたが約53%、援助されなかったが約47%です。
現在、親などから新築するための資金を贈与された時は、お得な制度があります。
贈与税が「住宅取得資金贈与の特例」で1000万円までは非課税になります。
そのため、贈与は将来の相続税額を少なくする方法としても有効な対策です。
実家の近くに新築する時の具体的な距離とは?
また、先にご紹介したアンケート結果によると、実家の近くに新築する時の具体的な距離としては次のような意見などがありました。
・スープが冷めない距離の意見
共稼ぎであるため、子供ができた時に親の手助けが必要になると考えて、 実家のすぐ近くに新築しました。
・程よい距離の意見
将来的に、親の介護をするつもりであるため、実家から程よい距離に新築しました。
距離としては、徒歩で15分くらいのところにしましたが、これ以上遠くなると親の介護が大変であると思いました。
・離れた距離の意見
夫も妻も実家が地方であるため、通勤しやすいところに新築しました。
親には新築する前に相談しましたが、二人が満足していればいいといわれました。
このように、実家と新築するところとしてはおすすめの距離がありますが、その人の性格によって違っているようです。
まとめ
ここでは、アンケート調査による実家の近くの新築の建築前に考えたこと、実家の近くに新築する時の具体的な距離についてご紹介しました。
新築する時に実家との距離を考える時は、是非参考にしてください。