高崎駅からほど近い観音山の丘陵にある慈眼院は、四季折々の自然や歴史に触れられる、高崎市のシンボル的存在です。
見どころも多い人気スポットとして、近隣住民のみならず、たくさんの観光客が訪れます。
そこで今回は、高崎市周辺でお住まいを検討されているならば押さえておきたい、慈眼院の魅力について詳しく見てみましょう。
群馬県高崎市にある慈眼院の概要
もともと、慈眼院(じげんいん)は、鎌倉中期に執権北条義時の三男、相州極楽寺入道重時によって創建され、明治まで和歌山県の高野山で学問寺として栄えていました。
明治時代の廃仏毀釈による寺院統廃合の波は高野山にも押し寄せましたが、慈眼院は、高崎白衣大観音が建立されたこの高崎の地へ真言宗高野山の別格本山として移転してきたのです。
鎌倉・由比ヶ浜で漁の網にかかったとされる聖観世音菩薩を本尊とし、現在では関東八十八ヵ所霊場・群馬霊場の第一番霊場として、多くの参拝客を受け入れています。
また、東国花の寺百ヶ寺の群馬7番にその名を連ねているように、花の名所としても有名です。
山全体で約3,000本の桜や梅が咲き乱れる春はもちろん、あじさい・萩・紅葉など、季節ごとの花の美しさを目当てに訪れる方も多いでしょう。
群馬県高崎市にある慈眼院の見どころ
慈眼院の最大の見どころは、何と言っても、ひときわ目を引く高崎白衣大観音です。
高崎の街を見下ろす場所に建てられたこの観音像は、国の登録有形文化財にも指定されており、街のシンボルとして人々に親しまれています。
高さ41mにもおよぶ9層の大観音像胎内には20体の仏像が安置されていて、その内部に入って146段の階段を上る胎内めぐりが人気です。
また、慈眼院の本堂である高崎千体観音堂も、歴史と信仰を身近に感じられる場所として高い人気があります。
本尊である聖観音を中心としたこの本堂には、1,000人の施主から奉納された1,000体の観音像が安置されているため、見学者はその信仰の深さに圧倒されるでしょう。
さらに、関東八十八ヵ所霊場の第一番札所にふさわしく、真言宗の祖である弘法大師の像を奉祀した大師堂も見どころのひとつです。
弘法大師にゆかりの深い虚空蔵菩薩像とともに、学業・合格の功徳を授けてくれる場所として、訪れる方が後を絶ちません。
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まとめ
群馬県高崎市にある慈眼院は、高崎市民にとってかけがえのない憩いの場です。
高崎市には、歴史や自然を感じる名所が数多く存在しますが、慈眼院ほど市民に親しまれている場所はないでしょう。
高崎市に新居を構えるならば、慈眼院の概要や見どころもチェックして、この街の魅力に触れてみてください。
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