住宅を購入する際には、建物構造について確認しておくことが大切です。
見た目は同じような建物でも、内部の構造が違えば住まい全体の特徴も異なるためです。
建物構造にはいくつかの種類があるため、実際に住宅を購入する前によくご確認ください。
今回は、鉄筋鉄骨コンクリート造のメリット・デメリットのほか、おすすめの方についても解説します。
鉄筋鉄骨コンクリート造のメリット
鉄筋鉄骨コンクリート造は、ほかの建物構造と比べて安全性や耐久性がとくに高いです。
3種類の建材の効果で、地震が起きた際にも倒壊を避けられることが多いのです。
主な建材の1つであるコンクリートは燃えない素材とされており、火事にも比較的耐えられます。
室内で点火してしまった際にも住宅全体にまでは燃え広がりにくく、消火活動や避難がしやすいです。
鉄筋鉄骨コンクリート造は建物の強度が高いおかげで柱を減らせるため、結果的に広い空間も作れます。
さらに、コンクリートは密度が高くて音を通しにくく、周囲の生活音があまり気にならない住宅も造りやすいです。
鉄筋鉄骨コンクリート造のデメリット
鉄筋鉄骨コンクリート造はほかの建物構造と比べて優れたところが多い代わりに、建築費用がかかりやすいです。
3種類の資材をそれぞれ用意しなければならないうえ、建築工事の工程も複雑になり、住宅価格がどうしても上がってしまうのです。
鉄筋コンクリート造に鉄骨を加えると設計面での自由度は下がりやすく、こだわりの部屋などが作りにくくもなります。
また、モバイルWi-Fiなどの電波が入りにくく、自宅でスマートフォンなどがインターネットにつながらなくなることもあります。
そのほか、鉄筋鉄骨コンクリート造は一般的に音が聞こえにくいとされるものの、実際の防音性は建物の造りによって異なる場合もあります。
戸境壁などの素材や厚みによっては周囲の音がよく聞こえることもあります。
鉄筋鉄骨コンクリート造がおすすめなのはどんな方?
鉄筋鉄骨コンクリート造は、安全性の高い住宅をお探しの方におすすめです。
建物内の造りに注意すれば防音性も高まるので、周囲から聞こえてくる音が気になる方にもおすすめです。
また、予算に余裕があり、鉄筋鉄骨コンクリート造特有の高価格が気にならない方にも向いています。
このほか、波長の長いLTEモバイル回線を使っているときは建物の中まで電波が届くことが多く、デメリットを感じにくいのでおすすめです。
まとめ
鉄筋鉄骨コンクリート造には地震や火事に強いといったメリットがある一方、建築費がかかりやすいといった一面もあります。
建物の安全性を重視する方におすすめなので、購入する住宅の構造としてぜひ検討してみてください。
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