マイホームなどの不動産を購入するときに、多くの方はローンを組むでしょう。
しかし将来的な負担を考えて、支払えるのであれば現金一括購入したい、と考えていませんか。
今回は不動産を一括購入をするメリットと注意点について、ご紹介していきます。
これから不動産の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
不動産を現金一括購入するメリットとは
マイホームを購入するときに現金一括で購入すると、どんなメリットがあるのでしょうか。
毎月ローンを支払い続けるのは、家計を圧迫する原因になりますので、ローンが不要な現金一括購入はメリットがあると言えます。
ローンを借りないことで、メリットは他にもさまざまなものがあります。
最大の魅力は金利分の支払いがないことです。
ローンを借りると避けて通ることができないのが利息分の支払いです。
利息のトータル金額は大きなものになります。
またローンを組むことで発生する諸費用を節約できるのも魅力的です。
ローンを組むときには事務手数料や印紙税、保証料などいろいろな費用が掛かります。
またマンション購入などで購入申し込みが重複したとき、現金一括購入者のほうが好まれる傾向にあるのも事実です。
不動産を一括購入するときの注意点とは
不動産を現金一括で購入した場合、注意が必要な点もあります。
具体的な注意点として、以下の3点が考えられます。
●資金の減少
●住宅ローン控除の不適用
●税務署調査の可能性
一括購入することでまとまった金額の出費が起こるので、手元の資金が減少します。
妊娠や出産、病気などの急なトラブルに対応できるか、考えたほうが良いでしょう。
現金一括購入すると、住宅ローン控除の対象外となります。
住宅ローン控除は金利の負担を減らすことを目的に、13年間にわたって所得税から一定額が控除されるものです。
控除額は住宅ローンの残高か、住宅の価格のどちらか少ない方の1%分になります。
もっとも注意したほうが良いのは税務署調査の可能性があることです。
多額の資金を所持していないと現金での不動産一括購入は、なかなかできません。
この資金源が何かを税務署が調査に入る可能性があります。
贈与で得た場合には贈与税の脱税が疑われる可能性もあるので、注意しなくてはいけません。
不動産を現金一括購入するときにかかる諸費用や流れについて
不動産を現金一括で購入する場合、家自体の本体価格以外にも必要となる費用があります。
まずは契約時にかかる仲介手数料や印紙代です。
注文住宅の場合には建物と土地の両方を契約する必要があります。
土地購入時には土地契約に関わる手数料や収入印紙代がかかります。
また手付金も必要です。
住宅の建設にかかる登記費も忘れてはいけません。
そのほかにも、地鎮祭や建築士へ設計依頼をするための費用などがかかります。
まとめ
一生のうちに買う最大の買い物のひとつでもある不動産。
一括購入のメリットや注意点を知ることで、どのような購入方法が最適か考えることができるでしょう。
購入方法に悩んでいる方は知識が豊富なプロに相談してみてください。
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