さまざまな理由があり、新築物件をすぐに売却しなければならないケースがあります。
築浅物件は、基本的に高く売れるというメリットがあります。
ただ、新築物件を売却する場合には注意点もあります。
そこで今回は、新築物件をすぐに売却する方法や高く売るコツ、売却の理由や注意点などをご紹介します。
新築物件を高く売るならすぐに売却を決めるのが良い
新築物件が高く売れるのには、それなりの理由があります。
まず、全国的に地価が上昇しているので、新築物件であればすぐに売却をすると高く売れる可能性があります。
また資産価値は築年数でも決まるのですが、築0～5年であればさほど変化はありません。
築5年で見ると、マンションは購入時の90％、木造一戸建ては70％まで資産価値が下がります。
そのあとは、徐々に下落していく一方なので、早期売却を決めるのがおすすめです。
新築物件をすぐ売却する理由をご紹介
新築物件なのに、どうして売却されているのか？と疑問を抱く人もいるかと思います。
しかし、理由については正直に伝えることが重要です。
たとえば、事実を意図的に隠してしまい、購入者が損害を負った場合には、損害賠償請求などのトラブルに発展することもあります。
ですから、理由については聞かれたらきちんと答えられるようにしておきましょう。
ちなみに、売却理由として多いのは離婚をして生活が変化したことや、住宅ローンが支払えなくなったケースがあります。
他にも、転勤をしなければならず、やむなく手放すという場合もあります。
こういった売却理由であれば、住宅に欠陥があるわけではないので、思わぬ値引き交渉なども起きにくいと考えられます。
新築物件をすぐ売却する際の注意点をご紹介
まず、1つ目の注意点ですが、新築物件として売りに出すことができるのは、完成から1年未満で未入居の家のみとなります。
ですから、もし1年以上経過している、一度でも入居していた、という場合には、売却の際に「築浅」と表記します。
次の注意点は、住宅ローンを完済していないと売却できないことです。
さらに、オーバーローンという、売却額で住宅ローンが完済できないケースもあるので、気を付けてください。
また、売却時には手数料や税金などの費用もかかります。
そして、瑕疵などを伝えておかなければ契約不適合責任が課せられるので、注意が必要です。
まとめ
新築物件は、高く売却できるケースが増えています。
オーバーローンや瑕疵についてなど注意する点はありますが、それらを踏まえて正しく売却をすれば、良い結果がついてくるのではないでしょうか。
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